共通の原料から、5つの開発領域へ。
開発の出発点は、材料に求められる機能です。リグニンの化学、配合、加工を、具体的な用途の要件に結びつけます。
熱を伝える材料。
必要な場所へ、熱を導く。
電子機器、電力機器、エネルギーシステムの伝熱に向けて、リグニン由来の複合材料の配合を検討しています。部品内の熱の経路を軸に、マトリックス樹脂の化学、熱伝導性フィラー、材料構造を一体で考えます。
伝熱、電気絶縁性、接触面の挙動、加工性を基に材料を設計します。
- 熱界面用パッド・シート
- 伝熱用複合材料
- パワー部品の熱界面材料
電池を保護する材料。
セルと部品の間に、必要な機能を。
電池の保護層には、断熱性、電気絶縁性、機械的な挙動を組み合わせて考える必要があります。Lignityは、セル、モジュール、その周囲の構造の間に設けるバリア材料を検討しています。
耐熱性、誘電特性、圧縮時の挙動、火にさらされたときの挙動のバランスは、用途に応じて定めます。
- セル間のバリア
- モジュールの断熱・絶縁
- 界面保護層
射出成形用コンパウンド。
新たな材料の化学を、身近な部品形状に。
リグニンを含むペレット状のコンパウンドを、筐体、カバー、支持部品などの産業部品に向けて検討しています。コンパウンドは、樹脂に補強材や添加剤などを配合した材料です。樹脂の組み合わせと配合によって、流動性や成形後の部品特性が変わります。
金型内での流動、表面の仕上がり、寸法安定性、機械的な要件を、想定する用途と関連づけて検討します。
- 成形用ペレット
- 筐体・カバー
- 産業用の支持部品
接着剤と保護コーティング。
材料をつなぐ。表面を守る。
リグニン由来の樹脂の化学を、接着剤や保護コーティングの開発に展開します。接着性、硬化、表面の挙動を、接着・被覆する基材や使用環境と関連づけて検討します。
接着システムとバリアコーティングでは、役割が異なります。一方は部品同士を接合し、もう一方は周囲の環境から表面を保護するためのものです。
- 工業用接着剤
- 保護コーティング
- バリア層
リグニン由来の炭素材料。
リグニンを、別の材料の可能性へ。
リグニンを機能性炭素へ変換することで、樹脂・高分子の化学とは別の材料開発の道が開けます。Lignityは、電池材料や複合材料用フィラーに向けた炭素構造を検討しています。ハードカーボン(難黒鉛化性炭素)や炭素系フィラーも、その対象です。
炭化条件、純度、粒子特性、工程の再現性を基に、原料と材料機能の関係を検討します。
- ハードカーボンの検討
- 炭素系フィラー
- 機能性粒子材料
化学から、用途へ。
LignityのPCB材料プログラムは、特定の産業用途を軸に、樹脂、補強材、複合材料の構造を一体で考えます。
さらに、同じ再生可能な原料を、他の材料機能にも展開しています。それぞれの開発領域で、異なる加工要件と性能要件を検討します。
材料の課題を、お聞かせください。
熱の経路、保護層、要件のある部品や表面。お考えの用途を、具体的な材料開発につなげませんか。
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